吾妻川は坂東太郎・利根川の支流の一つで、
草津白根山を源にした釣りポイントです。
釣りが解禁される3月には利根川からサクラマスなどが遡上し、
漁協が盛んにウグイやアユにマス類を放流しているので、
楽しみやすい釣りポイントです。
釣りが解禁される3月には水温が安定し、
日当たりの良い淵や落ち込みなどでは
ユスリカなどへの捕食行動がよく見られ、
ユスリカ・ガガンボなどを意識したフライによく反応してくれます。
大きく長い淵が多いのが子持村の周辺(利根川)で、
放流された魚達が釣り人を待ち構えています。
ヤマメ・イワナの産卵期がはじまる9月には
吾妻川でも禁漁が開始されますが、
大きいものだと80cmになるニジマスを放流しての、
『坂東・子持冬季釣り場』が開かれます。
2kmを超える釣り場は魚の気配が濃いプール・荒瀬などが続き、
定期的に放流されるうえに区域の多くがキャッチ・アンド・リリース指定なので、
冬の渓流を楽しみやすくなっています。
(ヤマメ・イワナを釣るのは禁止されています)
アユの解禁は6月からで、
本流だけでなく各支流がアユの漁場になるので、
フライフィッシングは温川の上流などの支流を中心にした釣りになります。
本流に比べると魚の数は多くありませんが、
放流が盛んなだけあって上流部にもしっかりと魚がいるので、
支流ののんびりとした釣りが楽しめます。
あたりには温泉などの観光施設も多く、
吾妻川中流から北へ進んでいくと、
こちらも釣りポイントの野反湖へ行くのも難しくはありません。
かっては魚の生息できない「死の川」と呼ばれていましたが、
様々な努力が積み重ねられた結果、
現在では冬場でも釣りが楽しめるポイントになっています。
関越自動車道渋川伊香保ICからだと、
国道17号線を経由して国道353号線に入ると
隣を流れているのが吾妻川です。
遊漁料は一日1000円から、年券が7350円、
詳しい問い合わせ先は吾妻漁協協同組合になります。
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