仁淀川は愛媛県に源とする全長124kmの大河で
土佐湾に注いでいます。
高知県の鮎の友釣りの釣り場は
支流も含めると広大にポイントはありますが、
高知市から近いことと、河原の広い河川で
4WDの乗り入れ可能ということもあり、
釣り人の非常に多い河川です。
また釣り具メーカーの大きな大会も開催されるほど、
天然遡上も多く高知県トップクラスの鮎釣り河川と言えます。
仁淀川は上流部にある筏津ダムを境に、
上流は渓谷状の放流鮎の釣り場で、
下流は玉石底の天然遡上釣り場となります。
解禁は6月1日です。
解禁当初は本流の鮎の掛かりは悪く、
支流のほうが安定性があります。
土居川、上八川やその支流の小川川が好ポイントですが、
同時にしゃくり漁も解禁となるので
釣り専用区での釣りがメインとなります。
釣り専用区はカンバンもあり始めてでもわかりやすいです。
支流と言っても中河川くらいのスケールはあるので、
9m竿でも十分に使用できます。
本流が掛かりだすのが7月くらいからで、
筏津ダムより上流の中津川あたりまでは、
愛媛県側の大渡ダムの放水時でないと
普段は減水区域なので釣り辛いです。
大岩、岩盤が多く鮎の成長はいいです。
筏津ダムより下流は少し下流の
鎌井田という場所に発電所があり放水していますので、
これより下流がメインポイントとなります。
7月〜8月いっぱいまでは
三石から下流柳瀬あたりまでが中心となり、
有名ポイントの黒瀬、柳瀬には多くの4WDが並びます。
9月から禁漁の9月30日(鮎が多ければ10月15日まで延長)までは
さらに下流のいの町のかんぽの宿前あたりまでポイントは広がります。
鮎の型は全体に小型から中型で15cmから22cm位が多く掛かり、
稀に25cmから28cmクラスも掛かります。
また鮎の遡上の少ない年は大型化し尺鮎も出たりします。
筏津ダムより下流の川相は淵、トロ、瀬が続き、
底石が小さいこともあり、瀬の中ではオモリが必要となります。
川幅も広くポイントも長いため、
各釣り人の釣りたいポイントで竿が出せます。
普通の年なら掛かり鮎は90%以上が
天然遡上といっても過言ではありません。
初心者からベテランまで老若男女が楽しめる河川です。
オトリ鮎はいの町から仁淀川を上流に走っていけば随所に販売しています。
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