鮎の友釣りの心得
鮎の友釣りは、川の中で自分のエサ場として
縄張りを持つ鮎の近くにオトリ鮎に掛け針を仕込んで、
追い払う為に体当たりするときに
掛け針に野鮎を引っ掛けるという釣り方です。
その為、鮎が縄張りをもつ期間の
5月中旬から10月中旬が鮎友釣りのシーズンとなります。
海の釣りと違って河川での釣りは
管理する漁協の認可が必要で、
そのために河川ごとに魚券が販売されています。
一日券もありますが大半の釣り人は一年券を購入します。
魚券なしで鮎釣りをすると、罰金などの処分が来ますので
必ず買い求めて携帯することが必要です。
鮎釣りを始めるに当たり一番の難関が鮎釣り道具の高価さです。
高いものばかり揃えると30万円以上かかります。
安いもので揃えても5〜6万円くらいは必要です。
必要なものは竿、引き船、オトリカン、タモ網、ベルト、
タイツ、タビであとは糸やハナカン回り、掛け針などですが、
他の釣りに比べて当初揃えるものが多いので、
できれば鮎釣りをしている知り合いの人などに
アドバイスをもらった方がいいです。
竿にも色々な硬さや調子があり、
糸にもナイロン、フロロ、メタル、複合、PEと数多くあります。
もう一つ重要な事は自分が釣行する河川を絞ることです。
河川は一つか二つで十分ですが、
まずは一つに絞ることが望ましいです。
一つの河川を一シーズン攻めることによって、
川のパターンや掛かり方を覚え、上達も早くなります。